仕事を辞めるしかない?社会人がお笑い芸人になる方法とは?
学生と異なり、社会に出ている人にとって、夢を追い求めることはいささかムリがあるかもしれません。退職することしか道がないのか、特に売れるかどうか分からないお笑い芸人になるには、どんな方法がベストな選択になるのでしょうか。
仕事との両立をはかってみることもできる
今ではお笑い芸人をしながら、役者やアーティストのスキルが光り、多方面で活動をしているお笑い芸人もいて、活躍の幅は広がっているといいます。となれば、社会人でありながら、お笑い芸人としてブレイクするチャンスもあるのではないでしょうか。学生の本業は勉学ですが、社会人の本業は仕事です。
気になることといえば『仕事を辞めるしかお笑い芸人になる方法はないのか』という問題でしょう。とあるお笑い養成所は、平日の夜に授業をおこなっています。ということは、仕事帰りにも通えるということになり、実際に社会人コースもあるほどで、いろいろな角度からお笑いを学べる内容です。
基本的には、週1日から週4日という通学の選択ができるようです。もちろん、日数が少ない分、授業がある日はとことんお笑いについて学ぶことが多いようです。大半は、社会人として働き盛りの30歳代までが通えるようですが、お笑い養成所によってお笑いコースのみならず、お笑いコースで学ぶ人たちと交流ができる機会を設けているところもあるようで、自分の生活スタイルや仕事スタイルに合ったコースを選ぶこともできそうです。
講師陣も、構成作家や演技指導者、ヴォイストレーナーなどのプロフェッショナルで構築されています。有名となるお笑い芸人が所属するところへ所属できるチャンスもあるようですから、社会人がお笑い芸人になる方法があるとすれば、こうしたお笑い養成所ではないでしょうか。
お笑い養成所に入るか事務所に入る
仕事を辞めたくない、あるいは事務所に所属するまで辞めるつもりがない、こうした人がお笑い芸人になるための方法をいくつか調べてみれば、まずは『お笑い養成所に入る』ことでしょう。
プロを目指すつもりがあるなら、基礎・基盤がぐらつかないように自分のスタイルの確立をはかりましょう。売れているお笑い芸人を育ててきた経験、その道のプロフェッショナルに両立ができないかどうかを教わることができるかもしれません。何が足りないのか、適切なアドバイスも受けられるかもしれません。
また『アクティブエージングクラス』というレッスンを受けてみる方法もあります。こちらは、35歳以上の社会人を対象にしたクラスで、週1回、ダンス・歌・演技レッスンに参加することができ、仕事を辞めずに腕を磨きたいのならおすすめです。
しかも、写真とプロフィールをホームページにアップしてくれる特典つきです。これにより、テレビ局や制作会社、キャスティング会社などから直接オファーが舞い込むことがあるそうで、積極的にバックアップしてくれる体制は魅力でしょう。もちろん、心機一転と考え、長年の仕事を辞めて、セカンドステージへのステップを考える人も少なからずいらっしゃいます。
ほかに、社会人がお笑い芸人になる方法としては『事務所に入る』ことでしょう。オーディションに合格すれば、そのままお笑いの勉強をさせてくれる事務所がある話ですし、お笑いのライブを見に行くことでお笑い芸人と交流ができるかもしれず、売れない下積み時代をどのように過ごしたのかを教えてもらうのもいいでしょう。
売れないことも一度考えてみよう
仕事を辞めるしかないのかといえば、本気で社会人がお笑い芸人になりたいのなら、二足のわらじではなく、一本筋を通すほうがいいでしょう。退職金をレッスン費にあてる人もいらっしゃいます。
業界への繋がりがほしいなら、事務所所属へのチャンスに繋がるのはお笑い養成所ですし、そこでしか来ないオーディション情報を収集することもできます。また、社会人として強みがあるとすれば、一般常識があるということで、業界のルールなども自然に身につくでしょう。
また、お笑い芸人になりたくとも、正直、売れる保障はありません。だからこそ、仕事は辞めずに二足のわらじを履いてもいいのではないでしょうか。夜間授業のみならず、通信制というように学生のみならず、社会的に頑張る人をサポートする体制もあります。そうした経営者も実際にいるので、教育方針などに共感できるところを選びましょう。
仕事を辞めるしか社会人がお笑い芸人になる方法はないのかといえば、その限りではありません。二足のわらじを履くこともできますし、実際にそうしたコースも提案されています。昼間に働いているのなら、夜間にお笑いについての知識や技術を磨けるように、授業をしてくれるところもあります。
また、辞めるにしても成功できるかどうか、さだかではなく、覚悟も必要になります。もしも家族がいるのなら、しっかり相談をして、納得できる方法でお笑い芸人になれる道を選びましょう。