お笑い養成所の面接で合格するためにやってはいけないこととは?
お笑い養成所に入る場合には、試験があります。試験といっても、筆記試験があるわけではなく、書類審査と面接試験があるのみです。書類審査に通過した場合には、第二次試験として面接試験がスタートします。そこで、どのようなことをすると合格から遠のいてしまうでしょうか。その実態をいくつか探っていきます。
下調べを十分にしていくことが大事
お笑い芸人を目指しており、お笑い養成所に入る場合には、十分な下調べが重要になります。下調べをするときに同時に理解しておきたいのは、面接でしてはいけないことです。せっかく1時試験の書類選考に合格したのに二次試験の面接試験でヘマをしてしまうと、受かる可能性が低くなってしまうでしょう。
そこでまずしてはいけないことの1つは、下調べを十分にしない段階で面接を受けることです。例えば、お笑い養成所にはどのようなカリキュラムがありどのような利点があるかと言うことは大抵ホームページなどに書かれています。
ホームページに書かれていない場合でも、願書と一緒に入っているパンフレットをもらったときにその内容が書かれているはずです。理念のない養成所は普通ありませんので、理念をしっかりと覚えておく必要があります。
なぜなら、理念はなんですかと聞かれることがあるからです。これに答えられれば、その受験生はお笑い養成所に興味があるとわかり、マイナスになることはまずありません。多少うまく答えられなくても、いくらか説明できればそれなりに評価される可能性があるでしょう。
逆に全く答えられない場合は、何も知らない人だと思われてしまいます。実際に、闇雲にいろいろなお笑い養成所を受ける受験生がいますので、そのような人ははじかれやすいでしょう。
次に、遅刻して行くことも絶対に避けなければいけません。例えば自分の家から会場まで1時間かかるとします。この場合、1時間かかるのでギリギリに到着するような計画を立ててはいけないでしょう。それよりも、1時間位余裕を持って出発する必要があります。もし可能ならば、2時間位の余裕を考えておいた方が良いかもしれません。
なぜなら、電車で行く場合には人身事故などの恐れがあるからです。この場合、1時間ぐらい電車が動かない可能性があるため、可能ならば2時間位の余裕を持ったほうがよいでしょう。自動車で行く場合にも、道路が渋滞している恐れがあります。
中には、遅刻した理由を電車が遅れたからと説明する人もいるかもしれません。しかし、厳しいところはそれだけでマイナスの評価が下されてしまいます。道路の事情や鉄道の事情とは言え、遅刻したのは全て自分のせいと考えましょう。
服装に関しても気をつけなければいけない
お笑い養成所の面接は、服装もしっかりとしたものに整えておく必要があります。この点、お笑い芸人のイメージが私服で出てくる人が多いことから私服でも構わないと感じるかもしれません。もちろんお笑い養成所の方で服装は自由ですと言われたならば私服でもよいでしょう。
しかしそうでなければ、スーツをしっかりと着ていくことが必要です。冬場の面接になる場合には、コートを着て行く場合でも会場ではコートを脱ぐことが必要になります。面接がスタートした場合には、一切ものをいじってはいけません。
例えばスマートフォンを気にしながら話をするのは非常に失礼なことになります。当然ながらスマートフォンを持っていたとしても電源は切らなければいけないところです。
質問を一切しないと問題視されることも
面接では、さまざまなことを聞かれますので、どのようなことを聞かれるかは事前に確認をしておきたいところです。逆に、質問はありませんかと問われることがあります。もし事前に下調べをしてそれがわからなければ、その段階でなんだかの質問をしておいた方が良いでしょう。
むしろ、なんでもいいので1つ位質問を考えておくべきです。何故かと言えば、質問がある人はそれだけ意欲があると考えられるからです。通常興味がなければあるいはあまり関心がなければ、わざわざ質問をすることがないはずです。
このように考えれば、質問をしない行為はマイナスに評価されかねません。質問の内容自体は、さまざまなところにヒントがありますので、質問を見つけることが必要です。例えばホームページを見るときに疑問に思うことがあるかもしれませんが、それが質問のきっかけになることもあります。
お笑い養成所の面接を受ける場合には、いくつかやってはいけないことを知っておいた方が良いです。そのうちの1つは、遅刻をすることです。電車や渋滞が起きた場合でも遅刻の原因になりますが、それらは一切理由になりません。1時間ないしは2時間前ぐらい余裕を持って家を出ておきましょう。
不適切な服装をするのも避けなければいけません。不適切な服装をすると、それだけでマイナスの評価が下されてしまう可能性があるからです。それ以外では、一切質問をしない行為もマイナスに評価される可能性があります。