オーディションは何をする?内容や流れを解説
お笑い養成所に合格すれば、瞬く間にスターになる日も近いかもしれません。ですが、オーディションとはどのようにすれば受けることができるのでしょうか。ここでは、オーディションの手順について解説します。
まずは書類でアピールすることが大切
お笑い養成所のオーディションを受けるときには、まずは書類を作成する必要があります。なぜなら、多くの場合は書類審査をおこなっているからです。この書類審査を通過しなくては、オーディションさえ受けることができません。書類に必要なのは、住所や氏名といった基本情報から、志望動機を記載することが必要です。
なかでも、やはり志望動機は詳しく書くことが大切です。志望動機というと、自己PRと混同してしまう人もいるでしょう。自己PRというのは、自分がどういった人間なのかを知ってもらうためのことで、志望動機というのは、なぜ受けようと思ったのか、その熱意を知ってもらう方法なのです。
大切なのは「自分がどういった理由で受けようと思ったのか」「受かったら何がしたいか」です。
テレビや舞台で漫才やコントを繰り広げ「お客様を笑わせたいのか」それとも「バラエティー番組に出演して会場を大いに盛り上げたいのか」または「お笑いタレントだけではなく俳優としてドラマや映画にも出演したいのか」志望動機によっては、審査員の印象が変わってしまう可能性もあるので、記載するときには慎重におこないましょう。
大切なことは、自分の熱意をわかりやすく伝えることです。どれだけ熱意があっても、何を書いているのかわからなくては、審査員にその熱意は伝わりません。審査員に伝わるように、内容は簡潔に書くことが大切です。そして、本当に伝えたいことは、できるだけ強調して書くようにすると、読んだ相手に伝わりやすくなります。
最初に流れを知っておくことが大切
お笑い養成所のオーディションという、非日常的なことにチャレンジすることは、精神的にも不安になる人もいるでしょう。ですが、緊張したまま臨んだとしても、なかなかうまくいかない可能性もあります。
その流れを知っておくことが肝心です。まず、自己紹介から始まります。審査員としても、目の前の人物が誰なのかを知らなくては、合否を判断することは難しいことです。自己紹介をするときには、何を言っているのかハッキリとわかるように話すことが大切です。
その後で、審査員から質問をされる可能性もあるので、心構えをしておきましょう。何を質問されるのかは、審査員が決めることです。ときには、返答に困る質問をされるかもしれません。
大切なのは、落ち着いて、何を言われているのかをしっかりと把握しましょう。内容が把握できていない状態で答えてしまうと、答えに詰まったり、審査員が求める答えとは違う可能性があります。冷静に自分の気持ちを伝えることが大切です。
それから、自己PRをおこなう場合もあります。自己PRでは、自分の特技について話すようにすると良いでしょう。審査員が知りたいのは、どんなことができるのか。どんなところに才能があるかということです。
そして、ときには指示をされて即興で演技をしなくてはならないこともあります。当日に向かうときには、あらゆることを想定して、あらかじめ心構えをしておくことが大切です。
受かるためにはコツを知っておくことも大切
お笑い養成所のオーディションは、受ければ良いというわけではありません。まずは審査員の心に残るような自己紹介や、志望動機を意識することです。丁寧な自己紹介というのは、ほとんどすべての人がおこなっていると思って良いでしょう。
大切なことは、自分らしさをアピールして、他の参加者との違いをつけることです。ですが、自己PRに用意された時間は限られています。限られた時間内で自分を出すことは難しいと感じるかもしれません。受ける前には、何個かパターンを作って練習してから臨むことが望ましいでしょう。
このときに大切なのは、言葉に詰まらないことです。動揺したり、言葉に詰まったりした場合は、審査員の印象が悪くなってしまう可能性があります。オーディションに受かるかどうかを左右するのは、このときの審査員との会話が大きく左右する可能性があります。
そして、審査員は参加者の誠実さも合わせてチェックしている可能性があります。最低限のルールやマナーを守って参加することを心がけましょう。
オーディションは、書類選考から始まっていると考えることが大切です。書類には、できるだけ自分のことを分かりやすく書くことが大切です。読んだ審査員が、会ってみたいと思ってくれるような文章を心がけるようにしましょう。
そして、オーディションでは、どんな人物が求められているのかを意識することも大切です。お笑い養成所のオーディションに合格した後のことを意識することも必要です。将来的なビジョンを明確にしておくことで、発言も変わってきます。